心理的な効果
精神分析学者のジーグムンド・フロイトによると、私たちの顕在意識は10%で、物事を分析、考え、計画を立て、短い記憶を保つ意識になります。
意識的に覚えている物事を認識している意識。例えば、今日の朝食に何を食べたか覚えていますし、自転車の乗り方を一度覚えたら、大抵は自転車に乗れます。銀行口座を分析したり、物事の計画を立てられます。
そして、意識的に知らない物事、記憶を覚え、認識しています。例えば、中国語の喋り方を学んでいなければ、中国語を喋られないことを知っています。または、気候の暑い国に住んだ事がなければ、気温の暑さがどれほどのものか知りません。意識的に知らないことを認識しているということです。
一方で、潜在意識が次の領域になります。これは90%以上と言われています。
過去の経験、記憶が本人が忘れても記録される意識。例えば、私たちは過去に経験したトラウマの記憶を事細かく覚えてはいないでしょう、しかし、その時に感じた感情、感覚は未だに身体と脳に存在し続け、コンプリーションプロセスはこの感情、感覚の記憶をたどり、記憶を甦らすことが出来ます。
私たちがこの世に生まれてから、8歳ぐらいまでの間は、経験している物事を全て思考ではなく、感情、感覚で人生経験をしています。あなたにこの期間からくる幼少期の記憶がある時、記憶力(思考)だけではこの記憶を完全に思い出すことは出来ません。なぜなら、あなたの認識能力、思考能力は8歳ぐらいでやっと完全に形成されるからです。8歳までは、あなたの思考は意識的にその記憶を覚えることができません。ですから幼少期の記憶をなかなか思い出せないのは、単に古い記憶だから思い出せないのではなく、感情、感覚の部分に記憶されているからなのです。あなたの8歳までの幼少期の感情、感覚はあなたのその記憶を覚えているのです。一般的に8歳過ぎから、思考を使い人生を考えたり、認識したりする能力が発達しだします。
☆コンプリーションプロセスは様々な現実のシーンの打開、能力開発に役立ちます☆
◉ 職場で上司に萎縮してしまい、常に緊張している
◉ 人間関係で気を使い過ぎて、疲れてしまう
◉ 独りでいるのは楽だけれど、寂しさも感じる
◉ 人生に行き詰まりを感じている
◉ 理不尽な扱いをされ、強い怒りを感じるがそのやり場に困る
◉ 誰からも認められていないような気がすることがある
◉ 望む目標や夢があるが、失敗する事が怖い
◉ ストレスからくる依存をなんとかしたい
◉ 恋愛関係、夫婦関係、人間関係を改善したい
◉ 自分自身の可能性を最大限に活かしたい
☆コンプリーションプロセスで得られる効果、進歩☆
✅ 感情的な苦痛を体感する状況を客観視し、切り離して考えることが可能になっていく
✅ 自分自身に対する愛情が増し、自分を大切に思うようになる
✅ 無意識下での感情的反応が減っていくことに気づいていく
✅ 他人が言うこと、してくることに対して、個人的なもとして感じることが減っていく
✅ 自分のネガティブな感情のパターンがわかるようになっていく
✅ 人間関係のパターンがわかってくるようになる
✅ 本当の気持ちや望みに気づけるようになるので、気持ちが安定していくようになる
✅ 潜在意識の反応パターンが自然に変わっていくので、あなたの人生も自然にかわる
✅ ネガティブな認識からニュートラルな認識に変化していくようになる
✅ 潜在意識の緊張(防衛反応)が解れるので、目標、願い、意思が明確になっていく